乾いている状態の髪の毛は約120~140℃くらいからタンパク変性が起こり、髪が傷み始めます。
ですがヘアアイロンを髪に当てたとき、アイロンプレートの発熱部分は冷えた髪に熱を奪われ温度が数十度下がります。
そのため低すぎる温度のヘアアイロンを使用した場合、スタイリングした髪型がすぐに取れてしまったり、カールやストレートが付きにくくなり何度もヘアアイロンを通すことになり、髪に過度の摩擦や熱を与えてしまう原因となり、かえってダメージを与えてしまいます。
そのため、ヘアアイロンは、「一定の温度設定(160℃~180℃)で短時間で使用する」方が、仕上がりもよく、髪の傷みも少なくなります。
髪に熱を与える行為(濡れた髪にヘアドライヤーの熱をあてることも含み)は少なからず髪に傷みを与えます。そのため、適正温度で短時間で行うようにするのがおすすめです。
※適正温度は髪の太さや癖の強さ、髪質、毛量、ヘアカラーやパーマの頻度によって異なります。