異なる種類の金属を何層にも重ね合わせ、およそ30mm(3cm)もの厚さになったものを、大きな圧力をかけて2mmほどになるまで薄くひきのばしてつくり、約15分の1の薄さを実現しました。
それを斜めにカットして加工することで、層になった部分が刃の表面に現れ「ダマスカス模様」と呼ばれる波打つような刃紋が浮かび上がります。イメージとしてはミル フィーユをカットした時に綺麗に層になった断面が現れるのです。
芯の部分のV金10号を、ダマスカス鋼(軟らかいステンレスと硬いステンレスが重なっている)で挟んでいます。